Every child is an artist.

うちの子育て経験談。子育てエピソード(最近は学校多め)や子育てで使ったものなどを書きとめるブログです。当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています。

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子育てブログ始めました。まずはおすすめの育児本2冊を紹介します。

初めまして。iorogです。

うちには2人の子供がいます。

上も下もそれぞれ成長に凸凹がありまして、日々悩みながら育児に向き合っているわけですが、どこのご家庭もきっとそれぞれに、いろいろあると思います。

でも、他のおうちのことを聞いたりすると、「なんだ、うちだけじゃないのか」とか「そうか、こういう方法もあるな」と思って安心したりするので、うちの経験談も誰かの役に立つかなと思い、ブログに書くことにしました。

うちのあれこれ、特別なものではないかもしれないけれど、誰かがホッとしてくれると嬉しいです。

 

さて、細かいエピソードはまた改めますが、ひとまずおすすめの育児本2冊をご紹介します。

育児書はたくさん売られているし、ネット上にもいろんな情報が転がっているけど、この2冊はダントツでいい本だと私は思います。

1冊目「大丈夫やで」妊娠中〜出産後の体力勝負の時期に、
2冊目「子どもを信じること」子供が就学前後になったら
読むのがおすすめです。

 

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「大丈夫やで 〜ばあちゃん助産師(せんせい)のお産と育児のはなし〜」

 

日本最高齢の助産師・坂本フジヱさんの本。坂本さんは2021年に亡くなりましたが、長年赤ちゃんとお母さんを見守ってきた中での具体的なアドバイスや愛のある言葉が、この本に収められています。

初めての赤ちゃん。出産予定日が近づくにしたがって、無事出産できるかなとか、本当に赤ちゃんのお世話ができるんだろうかとか、不安がよぎる人も多いと思います。私もその一人でした。

でもこの本を読んだら、タイトル通り、大丈夫かなと思えてきました。

実際のところ、出産はとんでもなく痛かったし、出産後しばらく痛みが引かない中で、赤ちゃん抱えて夜中の頻回授乳とかって、やっぱり結構つらかった。そして、夜中寝れないのに、昼間もやることや考えることがいっぱい。寝不足でしんどすぎる日々・・・。

でも、この本を読んでいたからこそ「ああ これね」と冷静に受け止めることができて、気づいたらその時期を乗り越えていました。

全てを受け入れる覚悟を持ちながらも、気楽にやれば何とかなる。
坂本さんからのメッセージの通りなんだと思います。

 

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「子どもを信じること」

 

医師、臨床心理士、そして4人の子のお父さんでもある田中茂樹さんが、数々の事例や実体験とともにつづった本です。どちらかというと少し大きくなった子を持つ人向け。もっと言うと、子供が不登校とか、何らかのトラブルを持つ人向けなのかもしれません。

でも、目立ったトラブルがなくても、早い時期から読めば子育てにおける精神的な悩みが軽減されるのではないかと思います。

この本では基本的に、子供は自分で考える力を持っているので、親は信じて見守るというスタンスです。とやかく言わず、かといって放置もしないで、子供を見守り、ありのままを受け入れる。

具体的にこれをやれっていう How to 本ではないです。いや、具体的な行動も提案されますが、それに終始するのではなくて、親の姿勢として子供を信じることが大事というのが、一冊を通して書かれています。

うちの場合・・・

小学生になった子供としばらくぶつかることがあって悩み、考えつくことはやり尽くして、もうどうしたらという時に、この本に出会いました。そうか、私に足りないのはこれかと反省で泣きそうになりながら、この本を一気読みしました(分厚いので何日かかかりましたが)。

叱りつけたり、本人が望まない目標を持たせたり、怒りをただぶつけたり。大人の自分が正しいと信じて、我が子を追い詰めるようなことをたくさんしてきました。だからこそ抵抗が激しくなっていたんじゃないかと思います。

もちろん、子供のありのままを受け入れることについては賛否両論な気もします。程度がある、というか。社会規範とか健康的な生活とか、守らせるべきものはありますからね。

ただ、心が健康でないと守るべきものも守れない。だから、まずは信じて子供の主張を受け入れて、心身ともに健やかに成長できる環境をつくるのが大切なんだなと思いました。

というわけでうちは、小言はやっぱり言うけど、「怒る」ということがだいぶ減り、子供も安定しました。

そして、怒らなくなったら私のストレスも減ってきて・・・

前は、きちんと育てなきゃという義務感から怒ることも多かったんですが、きちんと育てるには、怒らずに受け入れるという選択肢もあるとわかって、肩の力が抜けたのです。

 

ちなみにですが、この本は育児の範囲を超えて、家族とか会社の人間関係とか友達とか、大人の世界でも役に立つんじゃないかと思いました。
あんまり自分の意見を押し付けすぎると、相手に嫌がられたりするし、相手が言うことを聞いてくれないと、自分も腹が立ったり悲しくなったりするし。

状況にもよりますけど、相手を信じて受け入れることは、結構いろんな場面で大切だなぁと思います。

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何かよりどころを探している方は、ぜひ読んでみてください。