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ピアノを買った時のこと(3) 防音/音の伝わりにくい環境にする

今回は、ピアノを悩んで買った話の3つ目の、防音について調べた話の2つ目です。ややこしくてすみません・・・

前回までの話はこちらです。

iorog-kolog.com

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今回の目次です。

 

 

音の伝わりにくい環境にする

音の伝わりにくい環境にする方法としては、主に

・防音室にする
・じゅうたん、防振マットを敷く
・音がよそに響きづらい場所にピアノを置く

の3つがあります。

 

防音室にする

画像はヤマハ AMDB20H(セフィーネNS)。公式サイトより

ユニットタイプ(サイズ各種)を入れるか、部屋に合わせてカスタマイズするか。要するにピアノを弾く場所全体を遮音します。

先に値段ですが、ユニットでアップライトが入るサイズ(約2畳)だと約100万円〜。カスタマイズすると何百万の世界。
高額だし、部屋が一つまるまる音楽専用になっちゃうので、本気で音楽をやる人とかじゃないとなかなか選択肢に入ってこないかもしれませんね。

一応レンタルもあって、約2畳のもので月額 約2万円ちょい〜(撤去代別途)。
参考:ヤマハ楽器レンタル・防音室レンタル「音レント」| 防音室/セフィーネNS 2.0畳 | 株式会社ヤマハミュージックジャパン
一時的な音大受験対策とかで使うのかな。

 

お金とスペースの余裕があれば、防音室が一番早そう。

でも音の響きはどうしても普通の部屋のようにはならないので、買う前にショールームなどで実物を確認した方がいいと思います。

昔、私自身がピアノを習っていた時に、先生がマンションでユニットの防音室を使っていたんですが、音がなんか詰まった感じというか、違和感がありました。
グランドピアノと書棚が中にあって、天井は低いものの結構広かったんですが、それでもなんか変だなぁと思ったんですよね。

今はもっと改良されているだろうし、カスタマイズならもっと違ったのかもしれないですが、高い買い物なので、いずれにしろ実物は要確認です。

あと密室なので、換気とか暑さ対策も忘れずに。

 

ちなみに、防音室までいかなくても、窓を二重にするのは一つの方法ですね。あと、遮音カーテンなど厚みのあるカーテンを引くとか。

窓だけだと防音レベルは当然落ちるので、簡単な防音でよければですが。

 

じゅうたん、防音(防振)マットを敷く

画像はカワイで販売している防音ジュータンUP&DP。公式サイトより

部屋全体にじゅうたんを敷いて音を吸収したり、ピアノと椅子が収まるぐらいのスペースに防音(防振)マットを敷いて、鍵盤を叩く時・ペダルを踏む時・椅子を引く時の振動を緩和したり。
防音室にしない場合は、結構重要なんじゃないかと思いました。

じゅうたんの値段は等級や面積によってさまざまですが、うちが買ったのは6畳で2万円ぐらい。
ピアノ下の防音マットは材質もサイズもいろいろですが、楽器店で扱っているピアノがのる程度のカーペットタイプだと2〜3万円です。

じゅうたんは敷かなくても、防音マットは敷いた方が良さそうですね。

 

うちはじゅうたんを敷いて、さらに防音マットを敷いてからピアノを置きました。でも両方とも敷いている人は少ないみたい?
ピアノを持ってきてくれた業者さんに、「不安定になるから2枚は敷かない方が・・・」と言われてしまいました。でも結局そのままですが・・・今のところ大丈夫そう。じゅうたんの厚みにもよるのかな。

 

あと、防音マットの代替え手段として防振インシュレーターというのもあります。
ピアノの下のキャスター(車輪)止めで、ゴム製。
アップライト用、グランドピアノ用があるようです。

画像はカワイで販売しているスーパーセーフティーインシュ(UP用)。公式サイトより

ただこの防振インシュレーターに関しては、4枚で2000円ちょっとのものから1枚で2〜3万するものまであって、少し迷います。高ければ高いほど性能がいいってことかなぁ・・・

 

音がよそに響きづらい場所にピアノを置く

主に

・隣の人が住んでいる方の壁
・窓のそば
・硬い床の上(階下に住む人がいる場合)

は、よそに響きやすいので、こういうところはなるべく避けます。
やむを得ず置くなら、きちんと対処。

それから、アップライトは背面から音が出るので、壁から少し離して設置します。
背面をふさぐと音がこもっちゃうので、近所を気にしなくていい環境でもやっぱり離すんですが、壁に近ければ近いほど壁に音(=振動)が伝わり、さらに上下階に伝わっていくので、防音を意識するのであれば、なおさら離した方がいいみたいです。

ピアノ設置場所については、こちらに詳しく載っていました。

ピアノ設置ワンポイントアドバイス|ピアノ購入サポート|お客様サポート|河合楽器製作所 製品サービスサイト

 

結論:やっぱりアコースティックにする!

いろいろ調べながら、電子ピアノとアコースティックが頭の中でぐるぐる・・・

ご近所に迷惑をかけるのも嫌だけど、一度しかない子供の成長期に生音を体感してもらえないのも嫌だ・・・

ギューっと悩み、やっぱりアコースティックにする!と決めました。

防音は、ひとまずうちは子供の習い事の範囲だし(練習もたいしてしないし・・・)ご近所も大丈夫そうなので、物理的なところは最低限です。

1、楽器の音を弱める・消す
  →弱音ペダルで様子を見て、必要になったら消音ユニットをつける(か、キーボードを買う)

2、音の伝わりにくい環境にする
  →じゅうたんと防音(防振)マットを敷く。
  →中ほどにある廊下に面した部屋の、廊下側の壁に背面を向けて置く。ちなみにここは子供部屋なので普段からごちゃごちゃ。だから音の反響が少なくていいかと思いました。笑
  →リビングの窓は閉め、夕方以降は厚手のカーテンを引く。

3、弾く時間帯を決める
  
10:00〜20:00。はみ出る時は(いっても20分位ですが)弱音ペダル。

4、ご近所とのコミュニケーション
  買う前に近所に聞きに行って、楽器大反対の人がいなそうことを確かめてから最終決断しました。
  →その後も会えば会釈や挨拶します。

 

結局のところ少し気を遣う程度なんですが、何か問題が出てきたらレベルアップしようと思っています。
防音はいろいろと考えることが多かった。。

次は、ピアノ選びです。

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