Every child is an artist.

うちの子育て経験談。子育てエピソード(最近は学校多め)や子育てで使ったものなどを書きとめるブログです。当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています。

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母子登校で見た風景:低学年のクラスに先生以外の大人がいると、どうなるか

うちの小学2年の娘は母子登校。私は娘と一緒に毎日登校し、授業も一緒に受けています。

最初の頃は「この人だれ?」みたいな目で見られたり、「なんでいるの?」と聞かれたり、トイレに行くとギョッとされたり(笑)しましたが、最近は「ああ、この人ね」という感じで他の子たちも受け入れて(気にしないで)くれるようになりました。

慣れてくると、先生以外の大人がいるということで、いろいろ頼られるようになります。笑

 

 

1. 相談要員

低学年はまだできないこと・わからないことが多いので、授業中、席が近い子からいろんなことを聞かれます。

1年生の時は頻繁でした。「ノートはどうやって書くの?」とか、「プリントを折れって言われたけど、どうやるの?」とか。あと、ぼんやりしててわかんなくなって、「今みんな何やってるの?」とこっそり聞いてくる子もいました。かわいい。笑

「これやっていいの?」とか判断が絡むような質問も時々ありましたが、私は判断はできないので、「先生に聞いておいで」と返していました。そこで聞きに行く子もいれば、行かずに成り行きに任せる子もいたり。いろいろですね。

2年になってからは、聞かれるのは半分ぐらいになったかな。

学校に慣れてきたのもあるんだろうけど、わからないことがあったらなんでもかんでも大人に聞くんじゃなくて、自分でまず考えてみるっていう姿勢が出てきた感じもします。成長しています。

 

2. お手伝い要員

図工や生活(理科と社会を合わせた低学年の科目)などで工作っぽい課題が出た時によく言われるのが、「ここ持ってて〜」。笑
大きな物とか立体で、子供だけで支えるのが難しい時によく呼ばれます。

単純に苦手で「これやって〜」と作業を丸投げしてくる子もいます。でもそういう時は、「手伝うから自分でやってみよう」という見守りスタンス。手を出しすぎたらその子の成長の妨げになりそうで。って、なんか自分の子育てみたいな感覚。

あとは、高い棚の上に紙飛行機が乗っかっちゃったから取ってくれとか、掃除用具のロッカーに(フックが高くて)ほうきが掛けられないから掛けて〜とか、高いところ系の依頼も時々あります。みんなまだ小さいので。

 

3. 叱り要員

誰かが暴言を吐いて誰かを泣かせちゃったとか、誰かが悪ふざけしてて危ないとかっていう時に、近くに先生がいない場合、子供たちの視線は私に向けられます。「大人でしょ? 叱ってよ」というアイメッセージ。笑

無視するわけにもいかないので、できる範囲で対応します。泣いちゃった子と泣かせちゃった子に事情を聞いたり、危ないことをする子を制止したり、注意したり。

私は学校の人間ではないので、万一やりすぎて問題にでもなったらややこしい。だからあんまり介入したくないのですが、目の前で間違ったことをしている子がいたら、叱るのが大人の役目かとも思う・・・ので、とりあえず対応します。

でも難しいですね、よその子を叱るのって。しかも学校で。
うちの子ならガツンと言ってやるんですが・・・

あ、でも、最初の頃うちの子を学校でガツンと叱った時に、他の子たちがシーンとなって私の声と娘の泣き声が響き渡り、公開処刑みたいな状況になったことがありまして。(なんでそういう時って、みんな静かになるんでしょうね)
いかんなと思い、それ以来うちの子でも学校で叱る時はソフトです。あの時はごめん、娘。

 

4. 遊び相手・話し相手

最初のうちは、休み時間はたま〜に誰かがしゃべりに来るぐらいだったのですが、最近はすっかり溶け込んでしまって、ジャンケンとか指スマとか、紙相撲とか腕相撲とか指相撲とか、いろんなことに誘われるようになりました。笑

荒っぽい男子が遊びで体当たりしてくることもあって、それはちょっとお断りなのですが、みんな仲良く遊んでくれて嬉しいです。

椅子に座っていると、肩叩きしてくれる子がいたり、膝に乗っかってくる子がいたりして、低学年はかわいいですね。

普段は個人行動だけど、誰かとしゃべりたい!という子も結構来ます。好きなゲームとかアニメの話とか、習い事とか休日に出かけた話とか、止まらない勢いでしゃべってくれます。いつもは静かな子でも、ほんとは聞いてほしいことがいっぱいあるんだなぁ、と。子供らしくていいなぁ、と思いながら楽しく聞いています。

ちなみに・・・

最初のうちはちょっとコロナが気になって、あんまり近寄ってほしくないなぁと思ったこともありましたが、低学年は言っても無駄だということを悟り、あきらめました。笑
まぁ、結局コロナ(オミクロン)になってしまったし、そうこうするうちに流行も下火になって、最近は全然気にならないんですけどね。

でもほんとに、長く教室で過ごす人は先生並みに感染症のリスクがあるので、対策をした方がよさそうです。(って、誰かの役に立つのかしら、この情報・・・)

 

ーーーーー

低学年のクラスは大人でも居やすいですね。みんなまだできないことが多いし、甘えたい気持ちもあるので、むしろ大人は歓迎な感じがします。

でも高学年のところはちょっと違う。

ちょっと用あって少し高学年の教室前にいたこともあるんですが、話しかけてくるのは私のことを知っている2、3人だけでした。

高学年になると、自分たちの世界が出来上がっているというか、他人への警戒心が強くなるというか・・・とにかく無関係の大人が入る余地はなし。自立に向かっているんだなぁということを、ひしひし感じました。

 

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