この春休みに行った香川旅行。
食事編に引き続き、観光編も書いてみます。
食事編はこちらです。
こちらの観光編の内容は、以下の通りです。
栗林(りつりん)公園
高松の中心部にある江戸期の大名庭園。
2009年にミシュラン・グリーン・ガイドで3つ星を獲得したというのを聞いて、すごく興味を持っていました。
小学生の子供たちにはちょっと渋すぎるかな?と思ったんですが、いいものを見る目を養うにはいいかと思って(正当な理由をつけたいだけ?笑)、予定に組み込みました。
すごく広くて、足がクタクタになりましたが(なにしろ初日で旅の疲れがあって)、とてもいい庭園で目と心の保養になりました。
太鼓橋があったり、飛び石があったり、趣向に富んだ庭園なので、子供たちも案外楽しめましたよ。
抹茶のソフトクリームもおいしかった。
和船も予約すれば乗れるみたいです。うちは息子が水に落ちたら怖いって言うので予約しませんでしたが。(落ちないと思うけど・・・)
ただちょうど桜が満開だったので人が多くて、駐車場は近いところは満車だったのだけ、少々大変でした。
西門のすぐ外に栗林庵というおみやげ屋さんがあって、そこはすごく充実していました。ご当地のおいしい食べ物とか工芸品とか、見るだけでも楽しい。
かがわ物産館『栗林庵』讃岐うどん・希少糖(レアシュガースウィート)・和三盆・オリーブ製品
庭園を回っている途中で寄りたい場合は一旦外に出ることになりますが、チケットを見せれば再入場できます。
金刀比羅宮(こんぴらさん)
香川県の西寄り、琴平にある大きな神社。全国からお参りの人が来る、とても有名な神社ですね。
香川に来たら一度はお参りしたい、というのと、階段が本宮まで785段、奥社までだと1368段あるので、運動不足な子供たち(私も夫もね)にもいいかなと思って行きました。笑
上り口(門前町)で段数を告げただけで、子供たちはゲンナリ・・・
300段目くらいで振り返ったら、いい眺めになってきました。
途中、桜並木を通過して、階段はまだまだ続く・・・
最後の階段!(本宮まで)
本宮到着!
足クタクタ・・・でもいい眺めに癒されました。
春のすがすがしい空気の中、とても爽やかにお参りできました。
で、奥社まで行く?と聞いたものの、家族全員下山希望。
子供たちには頑張ってほしい気持ちもありましたが、娘が門前のソフトクリームを早く食べたいとうるさいので下山。笑
ま、旅行がつらい思い出になると、次行きたがらなくなりますからね。
沙弥島(しゃみじま)海岸
坂出と丸亀の間くらいにある、瀬戸大橋のすぐ脇の海岸。
こんぴらさんから本当は丸亀城に行こうと思っていたのですが、丸亀城のスロープを上りきる元気がみんなには残っていなかったので予定変更です。笑
街の近くなのにすごくきれいな海岸だな、と思いました。
ここで娘は貝拾い。息子は波に足をちょっとつけてみたりして遊びました。
時々、ゴーという音がして、瀬戸大橋を電車が走っていったり、貨物船が見えたり。いろんな風景の組み合わせが新鮮。
屋島
高松の東にある屋根状というか台のような山。不思議な形です。
下の写真は、女木島から撮影しました。
古くは源平合戦の古戦場となったようです。香川って古い歴史にまつわるエピソードが多くて、歴史好きとしてはワクワク・・・
ここの上に、鑑真和上が開創したという屋島寺があります。
杖を持ったお遍路さんが何人か来ていました。
このお寺を抜けた先に展望台があって、高松市内や瀬戸内海の島々を見下ろすことができます。
いい眺め。右に女木島が見えます。
屋島には他に、四国の古民家を集めた四国村だったり水族館だったり、いろいろ楽しそうなスポットがあるのですが、こんぴらさんに行った日の午後に行ったので、階段疲れを引きずって、子供たち、特に息子が体力切れ・・・(不登校はほんと運動不足で、体力落ちますね。毎日縄跳びしてますが全然足りない)
帰りたい(ホテルに戻りたい)を連発するので、早々に退散。
また元気な時に来たいです。
女木島(めぎじま)
高松港からフェリーで20分の小さな島。瀬戸内芸術祭の時には多くのお客さんが来るそうです。
うちが行ったのは春休みの平日。観光客や子供たちが少し遊びに来ているかな?という感じでしたが、混雑はなく、のんびり楽しめました。
フェリー「めおん」。高松から女木島を経由して男木島まで行きます。
20分と短い時間だけど、瀬戸内海の船旅は楽しいです。
右に屋島が見える。
女木島に着いたらすぐバスに乗って、山の上の「鬼ヶ島大洞窟」へ。
桃太郎は岡山かと思ったんですが、鬼ヶ島はここ香川の女木島だそうで。
洞窟自体は人工というか採掘されたもののようですが、桃太郎のストーリーに基づいて洞窟の中があちこち演出されています。ここに人間を閉じ込めていたよ、とか、ここに宝物庫があったよ、とか。で、最後の方に鬼と桃太郎が握手するシーンがあります。笑(写真右)
旅の計画を練っている時、この洞窟の鬼はもっと小さい子向けかな〜と思ったりしてましたが、このコミカルな感じと、洞窟そのものの面白さの両方を子供たちは楽しんでいたので、来てよかったです。
ただ洞窟の気温が15℃だそうで、春の薄着は寒かった・・・
洞窟のあとは、歩いて山下り。
のんびり風景を楽しみながら40分ほど歩きました。
山を下りたら、すぐ海。(手前に少し集落があります)
女木島の海もとてもきれいでした。
以上が行った所です。香川、とても素敵な場所でした。
山も海も近くて、気軽に食べられるおいしい食事(=うどんとか)もたくさんあって、期待以上でした。また行きたいです。
おまけ:ゲームは持っていきませんでした。
行く前に何度か息子から「ゲーム(Switch)持ってていい?」と聞かれましたが、「香川に忘れたりしたら困るでしょ」とかなんとか言って、持っていかせませんでした。 ゲームなんて持ってったらホテルから出なくなる!と思って。
実際、ホテルのテレビでYouTube(ゲーム実況)見まくりで、出かけようとする時も「ちょっと待って〜」が多かったので、ゲームがあったらもっと予定が狂っていたんじゃないかと思います。
ゲームが絶対悪いわけじゃないけど、自分の気持ちをすぐ切り替えられない間はやっぱりダメかな、と私は思っています。旅行中は旅先のことをいっぱい吸収してほしい。
おまけ:飛行機のこと
行きは新幹線で岡山まで行って、電車で瀬戸大橋を渡っても楽しいかな・・・と思ったんですが、諸般の事情により、今回は時間を優先して往復とも飛行機にしました。
音に敏感な娘が飛行機初めてなので、念のためイヤーマフを準備。
行きは着けていましたが、全然怖くなかったようで、帰りはなしで大丈夫でした。
イヤーマフというのはこういうものです。
防音のための耳当て。周りの音が完全に聞こえなくなるわけではないですが、かなり軽減されます。
あと、飛行機はANAだったのですが、この4月からオンラインチェックインが導入されたとのことで、24時間前にチェックインを促すメールが来ました。
私自身飛行機が久しぶりすぎて、ちょっと進化についていけない感があったのですが笑、とりあえず言われるままにオンラインで手続き・・・
Apple Wallet に搭乗券を保存・・・
夫の分も子供の分も私の携帯に保存していいんだろうか?と思いつつ、まぁ、間違ってたら空港の人になんか言われるだろう、言われたら直せばいいやと思って、そのまま家族全員分の搭乗券を私の携帯に入れて、空港へ。
保安検査場(手荷物検査)も、搭乗口も、特に問題なく通過できました。よかった。
おまけ:スケジューリングのこと
短い滞在でしっかり回るには、やっぱりスケジューリングが大切。
計画段階で、この日、この時間、このうどん屋さんやってないじゃん!と思うことが何回かあり(笑)、痛感しました。
あと、女木島だけじゃなく塩飽にも行ってみたかったのですが、そちらも定休日の都合であきらめました。(塩飽って、昔から水軍が強かったみたいで、史跡がいくつかあるんです。行きたかった・・・)
本島 | 丸亀の塩飽諸島観光・移住情報 まるがめせとうち島旅ノート
それと、船に乗りたいときは、当然ですがフェリーの時間に予定を合わせるとか。逃したら2時間後とかなので、しっかり考えないといけないです。
まぁ、そんなスケジューリングも私は結構楽しかったりします。旅好きなので。笑
でもほんとに香川、また行きたいです。