小学3年生になってから少しの間、新しいクラスで過ごしましたが、娘は相変わらず「ママがいないと嫌だ」と言ってきかない。
なかなか解決しなくて、もう私も疲れてしまい、母子登校やめる〜〜と言っていたのが、こちらの記事です。
あのあと、私が学校に行くのをやめたら、娘は迷うことなく不登校になりました。
小6の息子も不登校なので、うちは不登校 x 2 に。
2人とも・・・という切ない気持ち半分、まとめて家で見守りできるので、かえって楽だわーという気持ち半分。
まぁ、母子登校をやめたことで、少なくとも私自身はいろいろ楽になりました。
以下、今回の内容です。
しんどさから解放され、楽になった
付き添いで学校に数時間滞在するのって、結構しんどかったんですよね。
何がしんどかったかというと、
・体力
私専用の椅子は用意してもらっていたのですが、移動とかで立ったり座ったりが多かったし、邪魔にならないよう、隅っこで小さくならなければいけないタイミングも多かった。
それから、避難訓練で校庭に行った時など、子供は体育座り(お山座り)ですが、私は洋服を汚したくないので、お尻が地面につかないようにずっとしゃがんでいる。というのも地味につらかった。
などなど。
ただの付き添いなので運動量としては大したことないのですが、なんというか・・・自分のペースでのびのび動けないというのが、逆に消耗しました。
・気力
学力しかり、精神面しかり、いろんなことが、娘はみんなより遅れているということを、否が応でも実感させられる状況。
いろんな子が、「なんで親がいるの?」「何してるの?」という目で見ていくという状況。
そして、全校行事でも校内健診でも、とにかく何でも娘に”連行”されるので、学校内外のいろんな人に「お母さん大変ね」と思われる状況。
別にどれも、開き直れば平気ではあるのですが、これらの状況を毎日毎日繰り返すと、心に効いてしまうというか・・・最後の方は少しのことでも涙が出そうになっていました。
・その他
付き添いはヒマなことも多いので、仕事を可能な限り持ち込んでいたのですが、学校だと結局あんまりできず。
環境的に、やろうとする方が無理があるのかもしれませんが・・・いろんな子が興味本位で仕事道具を触ってきたり、周りを見ずにぶつかってきたりするので、子供たちが立ち歩くようなタイミングのたびにカバンにしまっていて、集中できませんでした。
あと、冬の寒さもかなりきつかったです。
教室も廊下もトイレも、寒くて寒くて・・・
1年生の時は、私はおにぎり持参で午後までいたのですが、おにぎりもキンキンに冷えていて、食べながら凍えていて・・・
お腹にカイロ、背中にカイロ、上履きの中にも足用カイロ。カイロの消費が半端なかったです。
あとは、毎月の生理の時も面倒でした。低学年のトイレには汚物入れがないので、遠くの職員用トイレまで行かねばならなくて。(そこにも娘はついてきます)
というわけなので、それらから解放されて、今は自宅でとても楽に過ごしています。
今のところの過ごし方
私が楽になったのはいいけれど、娘は学校から遠ざかり・・・
勉強も運動も、家で管理しなくてはならなくなりました。
それと、生活習慣の管理も必要だと思って、だいたい以下のような生活をしています。
とある1日
7:00 起床
7:15 朝食
7:40 身支度、布団の片付けなど
8:50 勉強
9:30 散歩
10:30 勉強の続き
12:00 昼食
13:30 散歩または近所のプール
15:00 おやつ・自由
17:30 勉強
19:00 夕食
20:00 お風呂、テレビなど
21:30 就寝
勉強は、3回ぐらいに分けていますが、だいたいどれも20〜30分ですね。
終わったら次にやることまでの間、自由に遊んでいます。
学校に比べたら学習時間はとても短いと思いますが、私も自分のやることがあるので、付き合えるのはこれぐらい。(娘は学習障害もあって、1人での勉強が難しいので)
なお勉強は、学校の教材が使えれば使うのですが、少なくとも算数はレベルが本人に全然合っていないので、オンライン教材の「すらら」で勉強しています。
自宅での学習をサポートする無学年式オンライン教材【すらら】
すららについての記事はこちらです。
あとは、他の教科のフォローとして NHK for school も見せています。
NHK for school、改めてじっくり見ましたが、とてもいいですね。見るだけなので受動的な学習にはなってしまうけれど、とっかかりとしてはすごくいいと思います。
運動は・・・
運動苦手な娘なのであまり大したことはできないのですが、1日2回ぐらいは外で体を動かせたらいいなと思っています。まぁ、散歩程度ですが。
ただ最近は、近所のプールに行くことも覚えました。
まだ顔を水につけられず、歩いたりビート板持ってバシャバシャやるぐらいなんですが、結構楽しそう。習い事の時は超・超・嫌がっていたのに。
やっぱり自由がよかったのかなと思いました。
それにしても公営のプールって、安くていいですね。平日昼間は空いてるし。
小学生なのにこんな時間に来れるの?と思われるかな・・と思ったりしますが、それを考えていると何もできなくなっちゃうので、あまり気にしないようにしています。
ちなみに、自閉スペクトラム症と学習障害の診断を受けたお医者さんで、放課後デイサービスや訪問リハビリの話が出ましたが、放課後デイは娘に合うところが近所になく、訪問リハビリはどこにも全然空きがなく、結局何もしていません。
というわけで、外部の人に何か指導されるということが、ピアノ以外にはなくなってしまいました。
(週1回の通級指導教室だけは、今のところ行っていますが)
それと、お友達との交流も減りましたね。
学校に行っている間は近所の子と一緒に帰ってきて、遊ぶ約束なども頻繁にしていたのですが、それがなくなってしまった。休日はたまに誘ってくれる子もいるのですが。
やっぱり外との交流が少しずつ減っていくのは否めません。
社会性を養う方法も、考えていかねばならないです。
その後はこちら。
前の母子登校時代の様子はこちら。
息子の不登校の様子はこちらです。
その他