Every child is an artist.

うちの子育て経験談。子育てエピソード(最近は学校多め)や子育てで使ったものなどを書きとめるブログです。当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています。

MENU

不登校の解決策としての、次の行き先を考える

子供が不登校になったときに、
「環境を変えれば解決するのではないか」と思うことが、たぶん多くのご家庭であると思うのですが、

うちの場合、息子は小学校高学年だったので、中学はどうするか、
娘は小3だったので、どこか他の小学校へ行くべきか、行くとしたらどこか、
というが常に悩むところでした。

 

 

で、結局、息子は私立中学へ、娘は特別支援級(公立)に行き、
今はわりと順調に登校するようになったのですが

(息子は完全復帰、娘はまだ少し母子登校が残っています)

 

行き先を考えるときに参考にしたのが、このサイト。

benesse.jp

 

息子については、
学力など学校で必要な力に関しては特に問題なく、
不登校の主な理由が人間関係だったので、
とりあえず環境をリセットしつつ、なるべく彼の居心地のいいところを選べばいいかと思い、私立へ。

娘については、
入学当初からたくさん学校に対する拒否反応があって、
集団授業・集団活動についていけない、なじめないというのが明らかだったので、
小規模な私立? でも勉強のレベルについていけないかもだし、
私立に行っても基本は集団だろうし、お金もかかるしなぁ、、、と悩んでいたところ、
このサイトを見て、そうか、公立の特別支援か、と。

で、特別支援という道を選んだのですが、
お医者さんのすすめとか教育委員会の判断とかいろいろあって、
結局希望した情緒固定級でなく、知的固定級に行きました。

私としては最初は不本意だったのですが、
知的固定級でも、情緒面でのフォローはできる限りしてくださり、
勉強面も本人のレベルに合わせて見てくださるので、
本人も少しずつ学校を楽しめるようになってきて、
結果、これでよかったのかなと思うようになりました。

 

というわけで・・・

適切な行き先というのは、そのサイトの通り
不登校の理由によって大まかに分かれるんだとは思います。

 

が、ひとくちに私立や特別支援級といっても色々あるし、
同じ学校でも、その時期にどんな先生や生徒がいるかで少しずつ違うだろうし、
細かいところは状況によるというか、ケースバイケースだろうな、とも思います。

だから絶対ここ!という正解はない。

 

だから・・・

環境を変えることは1つの方法ではあるんだけども、
変えたあともうまくいくとは思いすぎない。
何かあったら受け入れる気持ちでいる。

というのと、

なるべく子供に「何かあったら聞くよ」という姿勢を見せて、
日常的にコミュニケーションをとって状況を把握しやすくしておく。
というのが大事かな、と思いました。

(で、うまくいかなかった場合はこうしよう(これを子供に提案しよう)というのも、
自分の中で温めておく。)

 

まぁ、学校に行かないのは親としてはやっぱり不安だし、
こちらの働きかけが功を奏する場合もあるから、
単純に子供の主張を受け入れてばかりもどうか、とも思うんですが。

さじ加減が難しいですね。

 

 

おまけ:

子供とのコミュニケーションについて、
以前、子供の保育園の先生がインディアンの教えというのを紹介してくれました。
これです↓

ーーーーー

「子供の話に耳を傾けよう」    ウェイトリー・作

きょう、少し
あなたの子供が言おうとしていることに耳を傾けよう。

きょう、聞いてあげよう、
あなたがどんなに忙しくても。

さもないと、
いつか子供はあなたの話を聞こうとはしなくなる。

子供の悩みや要求を聞いてあげよう。
どんなに些細な勝利の話も、どんなに些細な行いもほめてあげよう。

おしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてあげよう。
子供に何があったのか、何を求めているかを見つけてあげよう。

そして言ってあげよう、愛していると。毎晩毎晩。
叱ったあとは必ず抱きしめてやり、
「大丈夫だ」と言ってやろう。

子供の悪い点ばかりをあげつらっていると、
そうなってほしくない人間になってしまう。

だが、同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってやれば、
子供は自分を成功者だと思って育つ。

きょう 少し
あなたの子供の話に耳を傾けよう。

きょう、聞いてあげよう、あなたが、どんなに忙しくても。

そうすれば、子供もあなたの話を聞きに戻ってくるだろう。

ーーーーー

 

自分の話を聞いてもらえる相手の話なら聞く、というのは真理だなと思います。

 

 

 

 

不登校関連は他のページにもいろいろと書いています。
 よかったら「学校のこと」というカテゴリーをのぞいてみてください。

iorog-kolog.com