Every child is an artist.

うちの子育て経験談。子育てエピソード(最近は学校多め)や子育てで使ったものなどを書きとめるブログです。当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています。

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うちが見たフリースクール

先日、子供たちのフリースクールの体験に付き添ってきました。

 

不登校の息子と母子登校の娘について、フリースクールという選択肢を現実的に考え始めたのが、半年前の春。

希望した公立は人気が高く、秋になってようやく見学・体験の順番が回ってきました。

でも半年待っている間にちょっと気持ちが冷めてしまったのもあり、息子が最初は「怖い」と言って体験を拒否。なので初回は娘だけ。
(そこのフリースクールは複数回体験できます)

2度目は息子も行く気になり、兄妹揃って(+私で)行ってきました。
1時間の体験です。

 

 

うちが見たフリースクールの概要

一口にフリースクールと言ってもいろいろありますが、うちが体験したところは、

・公立で無料(お昼をまたいで在室する場合はお弁当持参。他、活動により数百円程度の費用が発生する場合もあり)
・規模は大きめ。定員は約50人
・滞在するのが何分だろうと、行けばとにかく登校扱い
・時々、大小のイベントあり(参加は自由)
・環境は室内(大きな部屋が4つ)+ベランダ
・週1回、近くの体育館で運動可能(参加者全員で決めた内容をやる)
・キッチン、楽器(ドラム、ギター、電子ピアノ)、パソコン、貸し出し用タブレット等あり
・カードゲーム、レゴなどのおもちゃ、手芸用品、イラスト用品、漫画などたくさんあり。

 

となっています。
結構充実しているのではないかと思います。
外遊びはできませんが。

あと、好きなものを家から持ってきて、やっていてもOK。
ニンテンドースイッチとかのゲームも持ち込みOKだそうで。。。
スタッフの方々も皆さんゲームは詳しかったですね

スタッフは、全部で10人くらいだそうです。

出席は強制ではないし、みんな来る時間帯がバラバラなので、定員50名でもその場にいる人数はだいたい35人程度だそうです。
うちが見に行ったときは

初回(雨):25人くらい
2度目(晴れ):35〜40人くらい

でした。お天気に左右されるみたい。

 

ちなみに、息子の好きなポケカポケモンカードゲーム)の集まりを週1回午後にやっているとのことで、その時間に体験させてもらったのですが、息子が来た2度目は、ポケカ担当のスタッフの方の急なお休みで集まりもお休みになっていて、結局息子本人は見ることができませんでした。。。残念。

 

 

何かの集まりというのは、だいたい午後の時間帯にやっているそうです。集まりには、見守るスタッフが1人つきます。

 

体験時の中の様子

以下、私が見たフリースクールの様子です。

・その時の男女比は、男:女=3:1くらい。

・男子は8割がたゲームでした。数人で大画面でゲーム(内容不明)したり、タブレットで「アマングアス/アモングアス」をやったり、個々でスイッチをやったり。パソコンでは、うちが体験に行った2回とも、同じ子が「フォートナイト」をやっていました。残り2割はレゴ、一人で何か書く、漫画、スタッフとおしゃべりなど。

・女子は2人でイラストを描いていたり、2人でウロウロしていたり、2人で喋っていたり、2人1組が多かったです。他は、ひとり静かに何か机でやっていたり、スタッフと真剣に話している子も。

・手持ちぶさたな感じで、ウロウロしている子も2〜3人いました。

・大きなホワイトボードに、子供たちのミーティングの後と思われる書き込みがそのまま残っていました。あまりよく見なかったのですが、遊びの企画の案がいろいろと書いてありました。料理イベントの計画もありましたね。オムライスとか作るみたいです。

・おもちゃや手芸用品などはたくさん用意されていますが、やっている子はあまりいなかったかな・・・

・印象としては、学童のよう。違う点は、子供たちが大きいこと(中学生もいますから)と、ゲームをやっていること。改めて、「学習場所」より「居場所」「交流場所」の意味合いが強いんだなと思いました。

 

体験時のうちの子たちの様子

息子は、男の子たちがやっているゲームが少し気になるようでしたが、スタッフの方が勧めてくれても輪には入らず、ウロウロしたり、椅子に座ってボーッとしたり。

おもちゃにも興味を持たず、漫画なども読みたがらなくて、結局ほとんど何もしませんでした。

お目当てだったポケモンの集まりもお休みだったので、終始不安そうに、つまらなそうにしていて、帰り道には「スイッチ持ってけばよかったなー」と。。。

息子は集団よりは個人が好きで、友達はいても1〜2人くらいで十分というタイプなので、まぁ予想できた反応です・・・

ポケモンやってたらどんな感じだったろうな。

 

は、手仕事系の遊びが好きなので、スタッフの方と一緒にイラストに色を塗ったり、アイロンビーズをやったり。

他の子と交流するまではいかなかったけれど、誰かが寄ってきても別に嫌がる様子もなく、それなりに楽しんでいたようでした。

 

私が思ったこと

フリースクールって、学校に行けなかったら代わりに行く場所だと思っていたのですが、単純にそうとも言えないのかも、と思いました。

「誰かと一緒にいたい、他の子の様子が見たい」と思わないと・・・
うちの息子のように、1人が好きな子にとっては、難しいのかな、と。

もちろん私は、親として、なるべく外に出て誰かと交流してほしいと思います。
社会で生きていくために必要なコミュニケーション力を、どこかでつけてきてほしい。

(あと、共働きの家庭で昼間家に誰もいないとかだったら、心配だからフリースクールとかに行ってほしいと思うかもしれないですね。低学年なら余計に)

 

でも、本人が望んでいなければ・・・


心を安定させることが目的なら、フリースクールは必ずしも正解にならないのではないか、と。

 

”学校の先生や雰囲気は苦手だけど、友達と交流するのは好き” という子ならいいかもですが、”交流はそもそも好きじゃない” という子だとしたら、不登校になって弱っているところに無理やり行かせても、元気にならないのではないか、と思ったりしました。

まぁ、逃げてばかりじゃ強くなれないとも思いますが・・・

 

うちが体験しているフリースクールが、自由度が高いので、だいたい自分次第になるところが逆に負担だったりするのかも?

少し指導が入るようなフリースクールだと、自己責任が少し減って気楽になったりするのかな?

なんて、ごちゃごちゃと思いました。

いろいろ見てみないとわからないですが、とりあえず息子は今のところ後ろ向き。
娘は単純におもちゃ目当てで前向き。笑

性格の違いが表れています。

 

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