Every child is an artist.

うちの子育て経験談。子育てエピソード(最近は学校多め)や子育てで使ったものなどを書きとめるブログです。当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています。

MENU

住宅密集地について思うこと:子育てしやすい場所・しにくい場所

先日、近くの公園にいつものように子供たちとボール遊びに行こうとしたら、
遠くの方にいたおじいさんが、じーっとこちらを見つめていました。

 

 

近寄ってくるでもなく、ただ見ているだけだったので
何だろう・・・?と思いつつ、
とりあえず公園に着いたので、さぁやるか。

と思ったものの、まだ見てる・・・

視線がたまらず、「何ですか?」と声をかけたら
厳しい顔で「ボールは使わないでもらいたい」と。

 

堰を切ったように、おじいさんが喋り出す。

いつもボールの音がうるさいと思っていたこと。
家にいる90歳近いおばあさんが、音で寝られないこと。
その他いろいろ、とにかくボールはやめてくれという話。

 

その公園には、”サッカーと野球は禁止” というボードが立っています。

 

「サッカーと野球はしませんが?」
と言ってみましたが、おじいさんは
「とにかくボールはダメ。公園事務所に聞いてみて。ボールは全部ダメってことになってるから」

と。

本当? それならボードの書き方違うんじゃないの? と思いつつ、
まぁ、とにかくやめさせたいんだろうなと思い、

「ボールを使わなければ遊んでもいいんですか?」と聞いたら
「そうです」と言うので、
「わかりました」と言って会話は終了。

 

おじいさんは去っていきました。
でも、子供たちは気まずい雰囲気・・・

少しだけ体を動かしたけれど、もう遊ぶ気分ではなく、家に帰りました。

 

 

最近はうちの子供たち、ボールを使うことで気持ちが盛り上がって、体をよく動かせていたんだけどな。
せっかくやりたいという気持ちがあったのに、もったいない。
こういう人がいるから、子供たちが外で遊ばなくなるんじゃないかなぁ、
なんて、思ってしまいました。

別に夜とか早朝とかじゃないのに。
昼間なのにダメなの?

なんだかなぁ〜とため息。。。

 

まぁ、ご老人はもとより、病気の人、お昼寝中の赤ちゃん、勉強中の人などなど、静かに過ごしたい人はもちろんいると思います。

でも、元気に遊びたい子もいる。

子供たちはいろんな遊びの中から、心と体を成長させていく。
あれもダメ、これもダメだと、つまんなくなって家に帰っちゃう。
外ならではの成長の機会が失われちゃう。

 

少し前のYahoo!に載っていた記事。

「前屈」「雑巾がけ」できない…子どもの運動機能に異変「子どもロコモ」とは? 原因は「姿勢の悪さ」や「運動不足」に(BSS山陰放送) - Yahoo!ニュース

 

子供たちの運動能力が落ちたのは
ゲームとかYouTubeとかスマホとかのせいにされがちだけど、
そういうのだけではなくて、
子供をうるさがるような近所の声とか、環境のせいも大きいんじゃないかと思います。

以前こちらのブログでも書きましたけどね。

iorog-kolog.com

 

 

まぁ、でも・・・

結局のところ、住宅密集地とか、多くの人が暮らす場所は
何でも自由というわけにはいかない。

お互いに何か不満を抱えていて、我慢したり、文句を言える相手なら言ってみたり。

どっちにしろ、あまり嬉しいものではないですけど、
そういう中で気を遣いなから生活していくしかないのですよね。

 

 

うちは都内の住宅密集地です。

ピアノの記事でも書きましたが、騒音問題は常にあります。

iorog-kolog.com

 

そういう意味では、子育てはしにくい場所。
子供は何かと音が出ますから。苦笑

のびのびとしにくいから、子供たちは身体能力を伸ばしにくい。
習い事で熱心にスポーツをやっている子とかは、逆にいろんな能力が高かったりするんですけどね。
差が極端です。

 

 

でも、子育てしやすいポイントもあります。

いっぱい人が住んでいるので、同年代も多くて、遊び相手が多い。
親にとっては、ママ友さんとか話し相手も多い。
どれだけ交流するかはその人次第だけど、仲間を持つ機会には恵まれています。

ちなみにうちの子たちは不登校ですが、
周りに似たような子が結構いて、変な安心感?もありますね。
不登校自体は不安だけど、相談相手や愚痴をこぼして理解してくれる相手がいる、という。

 

一長一短なだぁと感じます。

 

はぁ・・・

とりあえず我が家の運動不足(外遊び不足)問題、再浮上。
学校に行けば登下校とか体育とかで、それなりの運動量にはなるはずなんですけどね。
不登校中の運動不足は頭が痛いです。