うちのお雛様は、お内裏(だいり)様とお雛様のみのシンプルなもの。
人形作家・鐸木能子さん(すずき よしこ・故人)一門のお雛様です。
クラシックですが個性派。渋いですが、ふっくらとしたお顔がかわいいのです。
今ちょうど展覧会がやっています。(毎年お正月すぎにやっている)
娘が生まれた時に、私の母が用意してくれました。
私が選ぶ余地はありませんでしたが・・・
お雛様はちゃんとしたものを用意しようと思うとそれなりの金額になるので、助かりました。
でも、選ぶ余地はなかったと言っても
飾るスペースの都合上、「小さいものにしてね!」というリクエストはしました。
うちは狭くて、奥行き40cmの棚の上しか飾る場所がなかったので。
母は一応サイズを考慮してくれたのですが、
お雛様の下に置く黒い台が、微妙に(5mmくらい?)はみ出てしまい・・・
ま、いっか。
ということで、毎年はみ出てるな〜と思いながら、大切に飾っております。笑
昔は、ひな祭りの頃に女の子の友達のところに遊びにいくと
大きな七段飾りが和室にドーンとあったりしましたが(うちはなかったけど)、
画像:雛人形の七段飾りに飾る雛道具の配置と意味は? | 人形の東玉
今は住宅事情とか、趣向の移り変わりとかで
コンパクトなものが主流になりましたね。
収納箱を台座にして、その上に飾るタイプだったり、
ケースごと飾るタイプだったり。
段が多くなると、さすがに棚の上には飾れませんが
思ったよりは気軽に飾れそうなサイズのものも。
こちらは五段で、間口70×奥行80×高さ97(cm)ですって。
時勢に合わせて、いろいろ出てますね。
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余談ですが、
東京・荒川区の素盞雄(すさのお)神社の「桃まつり」という行事では
ものすごい数のお雛様が飾られるそうです。
画像:神社のウェブサイトより 素盞雄神社(すさのお神社)素盞雄大神と飛鳥大神が御祭神|桃まつり
桃まつりは2月下旬〜4月上旬ごろ。
実際に見てみたい。
それから、兵庫・姫路市の日本玩具博物館というところで
毎年お雛様の展覧会もやっていて、それも面白そうです。
歴史あるお雛様がいろいろ見られます。
画像:博物館のウェブサイトより 「雛まつりとままごと遊び」 | 日本玩具博物館
今年のお雛様の展覧会は 2月10日〜4月14日とのこと。
うちは遠くてたぶん無理だけど、お近くの方はぜひ。
日本には素敵な伝統文化があるなぁ、と改めて思います。