Every child is an artist.

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行動の前に相手の状況を考えよう

少し前のYahoo!記事になりますが、

「避難所をなんだと思ってる」賞味期限切れ食品にシェフ怒り 一方的に置いていかれた支援物資…“民間物資”の受け入れ一時中止に(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

 

こういうのを見ると、ちょっと悲しくなりますね・・・

 

能登・北陸の大地震については、
何かしたいと思う人も多いはず。
そして、実際に行動して、喜ばれている人もいると思います。

 

ですが・・・

行動が適切でなかったり、タイミングが適切でなかったりすると、
せっかくの気持ちが無駄になってしまう。

(記事の中には、”せっかくの気持ち”があったかどうか不明なものもありますが)

 

記事にありますが、良かれと思って送った食料が冷蔵品で、
現地に冷蔵庫がなく、保管できずに廃棄になってしまったとか。

記事にはないけど東日本大震災の時の話として聞いたのが、
ボランティアで行ったものの、
現場の仕事の整理がつかない間ずっと待機だったので、結局何もできなかったとか。

せっかくの支援なのに喜ばれないというのは、ちょっと残念です。

 

能登のボランティアについては特設ページがありましたので
行こうと思っている方はぜひ見てください。

2024能登半島地震 - 2023台風13号特設ページ

 

 

話は飛びますが、昔私が高校生だった頃に

アフリカのソマリア難民ために、日本人がお米を送ったものの、
現地ではとうもろこしが主食でお米が扱えず、無駄になってしまった

という内容の新聞記事を読んで、
文化の違いを分かってないと適切な支援ができないんだな、と思ったことがあります。

 

支援したい、助けたい、何かしたい、と思った時に、
相手の実際の状況を考えることって、やっぱり大事なんですよね。

 

遠く離れていると、
被害状況とか受け入れる場所の状況とか、何が喜ばれるかとか、
よくわからないかもしれないけれど、
調べたり人に聞いたりして、なるべく把握するように努めたり、
それでももし情報が掴めないようなら、
自分でやるのは一旦止めて、募金とか何か、既存の支援組織に協力する形にとどめたり、
っていうのがいいんだろうなと思いました。

 

私事ですが、
先日、義母とケンカした(というか私が一方的にキレた)時の
複数あった理由の一つに、

うちで食べられる・保管できる量をはるかに超えた野菜やらお惣菜を、持っていくよう強く言われた

というのがありました。

もらえるなんて、感謝すべきではあるんですが・・・

「少しでいいです」と言っても、
「いや、そっちのために作ってるんだから全部持ってって」と言われ・・・

たくさんだと逆に困るから言ってるのに、
なんで聞いてくれないのー?と思ったんです。

 

うちは狭いマンションで、野菜を置いておけるような庭はなく、
冷蔵庫に入る量もたかが知れている。
玄関や部屋の片隅に置いても、マンションはそこまで寒くないので痛むのが早いし、
近所に配ろうにも、近所も同じ状況なので少ししか配れないし。
(だから複数の人に声をかけるのですが、白菜なら適量に切り分けるとかしなきゃならないので、手間もすごくて・・・)

 

ありがたいのですが、こっちの状況も考えてほしいな〜、と。

すごく小さな話なんですけどね。
ちょっと似てるなと思いました。

 

 

どんな支援をするかを考えるとき、
ある程度は想像力を働かせて、相手の状況を踏まえた上で
できることを探したり、内容を調整するのが大事なんじゃないか。
より喜ばれる支援のためにはそういうのが必要なんじゃないか、と思いました。

まぁ、完璧にやるのは難しいですけどね。
人間、何もかも分かり合えるわけではないので・・・

受け取る側も、必要以上に求めすぎてはいけないとも思うし・・・

 

ひとまず、みんなの気持ちがうまく噛み合えばいいなぁと思います。

 

被災地を応援したい方へ 災害ボランティア活動の始め方 | 政府広報オンライン

全社協 被災地支援・災害ボランティア情報 - 2023台風13号特設ページ

国連UNHCR協会ウェブサイト

 

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iorog-kolog.com