Every child is an artist.

うちの子育て経験談。子育てエピソード(最近は学校多め)や子育てで使ったものなどを書きとめるブログです。当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています。

MENU

小学3年の母子登校の娘。転級(通常級→支援級)の方向で動いています。その2

秋頃に情緒固定級への申し込み手続きを済ませ、
ずーっと結果待ちをしていました。

それまでの経緯はこちら。

iorog-kolog.com

 

ほぼ4ヶ月経った先日、ようやく自治体から結果の連絡が。

 

「学習の苦手さはあるようですが、面談では知的障害の要素は感じられませんでした」

「お母様と離れられるよう、安心感を感じられる少人数のクラスがいいと思うので・・・」

 

 

「知的固定級で受け入れます」

 

 

なんで?

 

知的〜は、見学の時に娘が大泣きで嫌がったので無理だって、面談で伝えましたよね?

「知的障害の要素は感じられませんでした」って、今言いませんでしたか?

 

思わず文句・・・

 

でも担当の方が言うには、学習面の問題が大きいとのこと。
情緒級の方では、学年相応の勉強をするので
うちの娘には難しすぎる、と。

それが検討委員会の結論です、と。

 

あ、そう・・・・

娘は拒否するに決まってる。
このままの生活が続くことを想像したら、ちょっと涙が。

 

でも、この人はあくまでも検討委員会の意向を ”伝える" 人。
文句言ってもしょうがないと思い直し、
知的への転級の手続きの仕方を聞いて、電話を切りました。

(2時間の体験をして、本人が納得できたら、
受け入れ校の学校長と支援級の担任の先生と面談をして、転級となるそう)

 

情緒級は個別指導だから、
勉強は遅れていても、多少融通がきくと思っていたのに・・・
数値だけでなくて、状況も汲んでくれると思っていたのに・・・

 

まぁ、言っても仕方ないんですけどね。甘かっただけだし。
というわけで冷静に考えてみる。

目の前には2つの選択肢。

 

知的固定級に行く or 普通級に残る

どっちの方が娘のためか?

 

たぶん客観的には、知的固定級に行く、なんだと思う。
専門家が集まる委員会が出した結論なのだから。

 

娘はきっと嫌がるけど、私も実は普通級のままじゃダメだと思っている。

だとしたら、娘を説得するしかないか。

 

そう思い、娘のところへ。

話したら、娘は泣きました。
願いが通らなかった悔しさ。
能力の足りなさを指摘されたような悲しさ。

気持ちはわかる。
でもそれしか状況が変わる道が見えないんだよ・・・

 

前に、大学施設のカウンセリングで

「知的固定級なら劣等感を感じなくてすむ。
むしろリーダーになれるかもしれない」

と言われていたのを思い出し、言ってみたら、少し顔色が変わり・・・

 

さらに、今の通級指導教室の先生が、
受け入れ先知的級の担当だった経験があると聞いていたので、
早速電話してアポを取り、娘と一緒に様子を聞きに行ったら

「先生がいっぱいいるよ。女の先生が多いから女子トークできるかもね」
「みんなでお料理したりするよ」
「教科書は何種類かあって、合ったのを使えるよ」
「交流で普通級に行く時も、先生がついてきてくれるよ」

と話され、だんだん心が傾き・・・

 

最後には、「行ってもいいよ」と。
そして、「今年の目標は『教室でママなしで頑張る』にする」と。

涙・・・


まぁ、体験で実際を見たら、またどうなるかわかりませんけどね。
期待しつつ、期待しないで、流れるままに道を探っていきたいです。

 

しかし、境界知能(ボーダー)の子の居場所選びは難しい。
自分の子だけど自分じゃないので、そもそも決めるのは難しいけど。

いや、岐路の選択は誰にとってもそもそも難しいか。

 

ーーーーー

大学施設のカウンセリングについては、こちらの記事の後半に書いています。

iorog-kolog.com