Every child is an artist.

うちの子育て経験談。子育てエピソード(最近は学校多め)や子育てで使ったものなどを書きとめるブログです。当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています。

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不登校な息子の中学受験、ひとまず終了しました。

小学6年で不登校の息子。

もうすぐ小学校は卒業だけど、地元の中学に行くのは抵抗があるから
中学は私立かフリースクールかな、という話をしていました。

詳しくはこちらです。

iorog-kolog.com

 

ただ、息子は不登校になって以来、
同世代(小学生)の集団がすごく苦手になって、
私立を受けるにしても、そもそも受験会場に入れるのか?という不安がありました。

受験するなら、それを克服しなければ、と何度か模試に申し込みましたが、
直前になって怖いと言い、自宅模試に切り替えたり(最近は家でできて便利だけど)、
早起きして会場まで行ったものの、足がすくんで引き返す、ということがあったので
内心難しいんじゃないかと思っていました。

 

が・・・

 

本番の受験は、緊張はしたけれど普通に会場に行き、
普通に試験を受けました。

模試の時と違い、全然嫌がらず、
途中で「引き返したい」とも言わず。

 

普通の顔をして他の子に混じり、試験と面接を終えました。

 

そして合格。

嬉しいですが、すんなり事が運んで、なんだか拍子抜け。笑

 

なんで平気だったの?と息子に聞いたら、

・行きたい学校だから
・模試と比べて人数がだいぶ少なかったから
・間違えても、何か書いてあればいいと言われて、安心して受けられた

との答え。

 

3つ目(間違えても、何か書いてあれば〜)については、

秋ぐらいに参加した学校説明会で、そこの数学の先生が

「入試の算数は正解じゃなくてもいい。
頑張って取り組めたかどうかを見るので、
考えた過程が書いてあれば、それを評価します」

と言っていたのです。

 

 

そうかぁ・・・

息子は今まで何でも「正解じゃなきゃいけない」という思いで
苦しい思いをしてきたのかな。

 

小さい時から、できないことがあれば
教えたり、手本を見せたりして
「早くできるように」と思ってきたけど、
それが逆に息子を苦しめていた?

 

できなくても、息子自身が助けを求めてくるまでは
そのままにすべきだったか。

自分自身での試行錯誤の時間が足りなかったか。


だから、「正解じゃないとダメだ」「正解が出せない自分はダメだ」
みたいに考えるようになってしまったのかな。

もちろんケースバイケースだから、
手本を見せた方がいい場合もあるとは思うけど、

うちの息子はちょっと違ったのかな?
私が手を出しすぎたかな。

なんて、急にごちゃごちゃと反省・・・

 

ともあれ、「間違ってもいい」と言ってくれる学校に出会えてよかった。
その安心感が、息子には必要だったのかも。
ここならのびのび成長できるかな?

 

4月から、通えるといいなぁ。
不登校、克服できるといいな。

新しい生活に慣れるのに時間はかかるだろうし、
あまり期待しすぎて負担をかけちゃいけないとは思うけど、
ひとまず光が差したような感じです。

 

ちなみに息子は、単願でした。
私は不安で、いくつか受けるよう提案したものの
息子は頑として聞かず。

でも結果、1ヶ所に集中して本気を出せたのかな、
それが息子のやり方なのかもしれないな、と思いました。

私自身は、受験というと常に不安で、いろいろ併願してましたけどね・・・
親子なのに全然違います。笑

 

 

受験時の服装はこちらに書きました。

iorog-kolog.com