今回は、中学受験について、思うことを書いてみたいと思います。
息子にとっての受験
子供の中学受験は、息子の学年が上がるにつれて、何となく意識するようになりました。
息子のまわりの友達が、小学3年ぐらいから進学塾の話をするようになって・・・
息子も中学受験するかなぁ、するならこういう学校がいいなぁ等々、ちょっぴり想像し始めて・・・
あー、でも経済的に、公立中高一貫じゃないと無理かなぁ、と思ったりして。
でも息子が不登校になって、公立中高一貫は難しそう(小学校の報告書が審査対象になるので)。やっぱり普通の公立か・・・
でも、小学校とメンバーの変わらない地元の中学は無理?
やっぱり私立受ける?
みたいな感じに、今はなっています。
「ここに行きたい!」じゃなくて、「行けそうな」場所を探すための受験です。
(私立以外にも、自治体の運営している不登校特例校や、フリースクールなども考えてはいるので、絶対に受験というわけではないのですが)
私にとっての受験
昔、私も中学受験を経験しました。
その時は、
友達が楽しそうに塾に通っていたので、うらやましくなって、地元の塾に行った。
↓
その塾が、四谷大塚の準拠塾だった。
(四谷大塚は当時、中学受験ならここ、みたいな一強でした。週1回のテストを通年やっていて、そのための勉強をさせる準拠塾がいっぱいありました)
↓
そのまま波に乗り、受験。
みたいな感じで、中高一貫の私立に行きました。
難関と言われるところです。
でも、補欠でギリギリで入ったので、勉強がつらかった・・・
私は理系が苦手なのに、理系が強い子が多くて。
文系はまだついていけたのですが、理系は何をやってもチンプンカンプン。でもまわりのみんなはスラスラ問題を解いていて、劣等感を思いっきり植え付けられました。悲
難関校だということだけを理由に、目指したのがまずかったんだな、と今になって思うのですが、小学生で受験勉強をしていた頃は、まわりも自分も偏差値重視。
「校風」とかよりも「とにかく偏差値が高いところ」を、目標にしてしまっていました。
今みたいに情報も多くなかったし・・・
(うちの場合、親は全然だったんですけどね。「ほんとに受験するの?」みたいな感じで)
そんなこんなで、行った学校が自分に合っていたかというと、そうじゃなかった気はすごくするのですが、とにかく「学歴」にはなって。
私は転職多めのフラフラ人生なのですが、面接のたびに〇〇卒ということで信用されて、日本って学歴社会だなぁ、とつくづく感じました。
(自分はまるで劣等生だったので、複雑な気分。。)
まとめ
というわけで、
中学受験とは、「その後の人生を豊かにするため」、あるいは「学歴を得るため」の一つの選択肢かな、と今まで思っていたのですが、
「普通の道を歩むため」の選択肢にもなるんだなぁ、と息子を見ていて思いました。(何が普通かって、またいろいろ議論の余地はあると思いますが、ひとまず日本の一般論として)
ちなみに、一歩上を目指す中学受験なら、私も経験があるので何となく雰囲気はわかります。
塾に行くか、通信教材の少し難しめのをやるか。
(「Z会中学受験コース」をやるなら、小3からやるのがおすすめです。途中からやるとついていくのが大変。うちの息子は4年秋からやってみましたが、歯が立たずあきらめました。4、5年からスタートするならぜひ塾へ。自力は厳しい!)
Z会の情報はこちら : Z会の通信教育 小学生コース
でも、息子のような、気持ち的に行ける学校を探すという中学受験だと、どんな感じで準備すればいいのだろうか?
学校の教科書をしっかり見ればいいのかしら。
受験したい学校の過去問でもやってみればいいのかしら?
算数で通っている塾の先生は、
「無理やり勉強させて、やる気が一気に消えたらいけないので、今は現状維持がいいのかも」(息子は、塾の宿題だけは淡々とやっています)
「とりあえず自分のレベルを知るために、模試を受けてみたら? 自宅でも受けられるので」
と言っていました。
模試で、モチベーションアップに期待する感じなのかな。
モチベーションダウンの可能性もありますが・・・
模試は、中学受験のための勉強を前提に作られているので、やってなければ点数が取れなくて当然。だから息子もたぶん点数はかなり低いと思うのですが、その点数を見て、後ろ向きにならないかしら、と思ったりもします。
塾の先生は、気にする必要はまったくない、と言うんですけどね。
先生によると、難関狙いでなければ、こちらの模試がいいそうです。
首都圏模試センター
まぁ、でもね。結局は息子の人生。
息子が考えなきゃしょうがないし、私も本人が望まなければそれ以上はやらない、というスタンスで行かねばです。
中学受験関係の記事はこちらです。
その後、息子は受験しました。