家族旅行の回顧録。
前回までの記事はこちらです。
今回は、子供たちが保育園〜就学期ごろの、長野と山形です。
長野
行ったのはGW。息子が忍者ブームだった頃、忍者ゆかりの場所でうち(関東)から行きやすい戸隠に行こうと、長野へ。
息子6歳、娘4歳とかだったと思います。
泊まったところ
長野までは新幹線だったので、長野駅から戸隠の間で家族全員1部屋で泊まれるホテルを探し、中でもお手頃だったアゼイリア飯綱(現・アソビーバ ナガノパーク)に泊まりました。修学旅行にも使われる公共の宿です。
画像はホテルの公式サイトより。
お手頃ゆえに、古かったり眺めもいまいちだったり、妥協点いろいろだったんですが、ホテルの近隣には湖や湿原があるので、外の環境は抜群。
とはいえ、ホテルが全然ダメなわけではなくて、むしろスタッフの方々の素朴な心遣いにほっこりしたこともいろいろ。
実は子供がおねしょをして、持参したおねしょシーツからはみ出して、お布団まで汚してしまったのですが、お布団のクリーニング代(1万円弱)はしっかりかかったものの、よかったら・・・と裏の(業務用の)洗濯機でうちのシーツを洗わせてくれたり、夕食・朝食のレストランの方々も温かく対応してくれたり。人の良さを感じました。
その後改装し、ホテル名も変わったようですね。
今はお部屋も快適になっているんじゃないでしょうか。
ホテルの詳細:アソビーバ ナガノパーク(旧・アゼイリア飯綱 /PR)
行ったところ
まずは、お目当ての忍者関連。戸隠民俗館に併設された忍者からくり屋敷に行きました。
からくりいっぱいの長い迷路や、部屋全体が斜めになっている座敷(ギリギリ歩ける程度の急勾配)があったり、外には吊り橋や手裏剣を投げられる場所があったり。大人でも結構楽しかったです。
子供たちは特に斜めの部屋が気に入り、キャアキャア言いながら何度もチャレンジしていましたよ。靴下だと滑る!(畳で)
(私は、水平垂直が現実と合っていないのが無理で、目がおかしくなる〜、気持ち悪い〜、となって早々に離脱・・・目や三半規管が弱い方は、斜めの部屋はお気をつけて)
なお、別棟の資料館には、武具や古い生活用具などが展示されていました。子供は「ふ〜ん」みたいな感じで素通りでしたが、歴史好きな私は興味津々。
公式ホームページ 戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館・忍者からくり屋敷
近隣には「チビッ子忍者村」という施設もありますが、そちらは忍者の服を貸してくれたり、もっとエンターテインメントな感じですね。
渋滞がすごいと聞いて行かなかったけれど、楽しいと思います。
昼食は、「奥社の茶屋」というお蕎麦屋さんへ。
戸隠といえば蕎麦。たくさんお蕎麦屋さんがひしめいていますが、このお店は建築家・隈研吾さんの事務所が設計したということで、スマートな外観です。
黒を基調とした渋いお店。平屋でとてもシンプルですが、窓や天井など、空間における線の使い方がさすがだな〜と思いました。
レストラン詳細:【公式】奥社の茶屋|信州戸隠神社奥社参道入口
そして、戸隠神社。
戸隠神社といえば、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社を回る「五社めぐり」ですが、うちは子連れだしガッツもないので・・・中社をお参りして、そのあと奥社方面の杉並木を行けるところまで行く、というお手軽コース?でした。
杉並木を歩くのはすがすがしくて、とても気持ちがよかったです!
あの吉永小百合さんも、ここでCM撮影したそう。
長野県「戸隠篇」|大人の休日倶楽部:JR東日本
神社の詳細:戸隠神社
山形
息子小2、娘年長の冬に、スキーに行こう!ということで山形へ。
スキー場はいろんな場所にありますが、ちょっと福島に用があって、福島に近い米沢を選びました。
ちなみに私はスキー未体験。夫も昔1回やったけど・・・的レベルです。
泊まったところ
米沢スキー場の脇にペンションがたくさん集まったエリアがあり、その中の「ペンション山太郎」というところに泊まりました。
ペンションは坂の上なのですが、冬は雪がすごいので、坂の下の駐車場までご主人がスノーモービルで迎えにきてくれます。
(でもその時は暖冬で雪はそこまでじゃなかった)
山太郎は小さな古いペンションで、共用のトイレやお風呂はすごーく寒かった!けれど、街中のマンション生活に慣れきった子供たちには、いい体験。
そして、食事をお腹いっぱいいただき(米沢牛のすき焼き、おいしかった!)おまけにご主人手作りのどぶろくを頂戴して・・・ペンションらしさを満喫しました。
ここのご主人は東京出身だそうです。どうりで訛りがない。
ペンション詳細: ペンションとコテージの山太郎 /PR
行ったところ
米沢スキー場に行くつもりでした。が・・・
暖冬で雪が足りず、休業とのことで(泣)ペンションのご主人に周辺情報を聞いて、結局、高速を使って1時間弱の蔵王のスキー場に行きました。
上山(かみのやま)の、蔵王ライザワールドというゲレンデです。
道具をレンタルして、さあやるぞ!と思ったものの、私も夫も初心者。
教えられないので、息子にスキー教室をすすめたら「習いたいけど他の人と一緒はやだ」と。
個人レッスンの案内は書いていなかったので、スタッフの方に相談したら、その人がまた別の人に相談してくれて、やってもらえることになりました。ものは相談ですね。
夫がついて行きましたが、息子はだいぶ滑れるようになったそうです。
娘は諸事情あって他人に習うのは厳しいので、私と板をつけて歩く練習だけ。でも何度もこけてすぐ嫌になり、夫と息子が戻るまで、ずーっとレストランでまったり。
雪遊びも、寒いし疲れたし、やりたくないと言う・・・
というわけで、息子は満喫。夫はまあまあ。私と娘は不完全燃焼なスキー体験でした。笑
ライザワールドはわりと大きなゲレンデで、滑れる人は結構楽しいんじゃないかな。
ライザがやっている宿泊施設もあるようですね。
このあとコロナ禍が始まって、しばらく旅には出られなくなりました。
なので、この山形の次の遠出は、最近の香川になります。
香川の記事はこちらです。