小学1年生の2学期から始まった娘の母子登校(授業も付き添う完全母子登校)。
その様子はこちらです。
もうそろそろ、ピリオドを打ちたいと思っています。
変わらない状況
2年生の初めに、給食の前後にはバイバイできるようになって、少しだけ前進したといえばしたのですが、その後は変化なし。
3年生(今年度)になっても娘が自ら前進しようとする姿勢はうかがえず、私から「ママは教室じゃなくて廊下にいるから」とか「ママはもう一緒にやらないから、やりたければ自分でやりなさい」とか言ってみたのですが、効果なく・・・
やっぱり私は教室で娘の席のすぐ後ろのまま。私がやらないもの(体育とか、みんなの前で発表することとか)は、娘もやらずに見ています。
先生方は、多少は諭してくれようとしますが、みなさん忙しいのと、そこまで無理強いしようとしないのとで、「ちょっと声をかけるレベル」で終わってしまう。
やさしいお友達に「〇〇ちゃん、大丈夫だよ、できるよ」と励ましてもらっても、娘は余計機嫌が悪くなるだけ。(心の中で「やだって言ってるのに、なんでわかってくれないの?」と思っている感じ)
先の見えない状況で、もう孤軍奮闘するのに疲れてしまいました。
他にも理由が
学校にいると否が応でも他の子の姿が目に入って、自分の子と比べてしまうというのも、私にとってストレスでした。娘と同じ学年の子はもちろん、他の学年も。
1年生を見て、1年でも1人で来てるんだよなぁとか、6年生がいろんな活動をしているのを見て、もしうちの不登校の息子が学校に来ていたら、こんな風にやっていたのかしら、とか。
比べたいわけじゃないけど、見るとどうしても差を感じてしまう。
一方、家にいる息子は、どうやら「みまもりSwitch」の解除の裏ワザを覚えたらしく、1日30分のはずのゲーム時間が3時間も4時間もカウントされています。
(問い詰めても「知らない」の一点張り。ほんとかしら・・・)
私が家にいないという状況で、ゆるんだ生活を続けている模様。
不登校になった直後の、表情がすごく暗かった時は、ゲームもやむなしと思っていましたが、最近は心も体も元気そうだし、そもそも何時間もぶっ続けはいけない。
万が一息子の言っていることが本当で、ゲームをやっていないにしても、とにかくメリハリのある生活からはほど遠い。
なんとかしたい。そのためには家にいたい。
というわけで、もう母子登校はもうやめたいと思いました。
母子登校(=無理やり学校に連れていくこと)をやめるということ
一応、うちの場合のメリットとデメリットを整理してみました。
やめることのメリット
・娘のストレスが減る(レベルの合わない課題や苦手な集団生活、他の子からの中傷、望まない助言から解放される)
・不安が減ることで、私に頼りっきりの場面が減る
・私のストレスも減る(毎日4〜5時間に及ぶ、自分のことが何もできない状態から解放される、他の子とうちの子を見比べなくて済む)
・不登校の息子の見守りができる
やめることのデメリット
・娘が学校に行かなくなる可能性大
→ 学校の様子がわからなくなる
→ 学習や運動の機会が減る
→ 社会性が低下する可能性あり
→ 登校が条件だった通級指導教室に行けなくなる可能性あり
他にもあるかもしれませんが、今思いつくのはこれぐらい。
デメリットについて。
母子登校をやめて、娘が学校に行かなくなるのは問題かもしれないけど、1年生の最初につまづいてから、なんとなく学校以外の学びの場というのは考えていたので、もうこの際、腹をくくって「学校以外」を選ぶか、と思いました。(公営のそういう場所はかなり待つし、私営はお金がかかるので、悩むけど・・・)
ちなみに以下の記事で、学校以外で学ぶ方法を少し書いています。後半の方です。
最後の「通級指導教室に行けなくなる可能性あり」はちょっと痛いですが、それに行くために無理して学校に通うのって、なんか本末転倒かも?とも思ったりして(心の教室に行くために、心を病むような努力をするって)、行けないならもうしょうがないと開き直る気持ちになってきました。
なお、学校にはもう期待せず、リタリコなどで気持ちの面や学習面ともにお世話になるという選択肢もあるのかもしれない。ですが、うちからだと距離があったり予算オーバーだったりするので、私は選択できませんが・・・
ご興味ある方は、以下のリンクからどうぞ。
ということで、さっそく娘に「母子登校しない宣言」をしました。行く道が不安なら、校門までは(遅刻するなら教室前までは)送るけど、一緒に授業は受けないよ、と。
微妙な顔つきをしていましたが、どうなることやら。
続きは、また改めて書きたいと思います。
→書きました。こちらです。
娘の検査の話はこちらです。
息子の不登校の話はこちらです。